ながらビルには、なぞのスペースがいくつかありますが、そのひとつがここ。
2、3階に続く水道管などがあるパイプスペースなのですが、なぜかこのような妙な形になっていて、上の棚みたいなところにはテレビが置かれていた様子。
diagonal、もちろんテレビを置くつもりもなく…。
時間さえあれば、全面リフォームしたい空間ではありますが、かなり大掛かりな作業になることは確実。
悩んだ末、開いた空間を閉じて物入にすることに…。
ここでも助っ人Nくんの出番です。
まずは洗面スペースから撤去してきた、壁のコーナー材を再利用して、柱もどきを立てます。
入り口から見える側は、隣り合った壁と同じように黒板塗料で塗りたいので、MDF材5.5mmをつかってふさぎます。
MDF材を留めるための枠も、同じく再利用。
写真で見える面は、扉をつけます。
あまっているコンパネを切っていくのですが、この部分、右側と左側、上側と下側、全部の寸法が違う、不思議な四角形…。
どこを基準にしたらいいのかもわからず、困惑するNくん。
それでも、毎度の現場合わせにひるまず、ガンガン作業を続けています。
形になったところで、買ってあった黒いアイアンの蝶番を枠につけます。
蝶番をドア側につけて、不思議な四角形の扉が開閉するように調整します。
なんとなくびみょーですが、マグネットキャッチでしっかり閉めましょう。
あとは塗装をすれば完成です。