3月20日、横浜会場のそごう9階にある市民フロアに、ビアテイスターセミナーを受けに行ってきました!
ビアテイスターは、クラフトビアアソシエーション・日本地ビール協会が認定するビール専門家の資格で、このセミナーでは本格的に理論を学ぶことができます。
10:30開始で、午前中はビールのテイスティングに関する知識と、オフフレーバーの知識を学びます。
ビアテイスターは、「ビアスタイル・ガイドライン」というテイスティングの物差しを熟知して、「ビールがスタイルに合っているか」を判断しなくてはなりません。
自分の好みをアピールしたり、美味しい、まずいという評価をするわけではありません。
「オフフレーバー」というのは、簡単に言うと、ビールが劣化して起こる悪い臭いのこと。
セミナーでは、試薬を入れて作ったオフフレーバーのあるビールを試飲します。
ランチ時間をはさんで、午後からは「ビアスタイル」について学習しました。
ドイツ・チェコ・オーストリアのビールから始まって、イギリスのビール、ベルギーのビール、最後はアメリカのビールを、ひとつひとつ試飲しながらの講習です。
今まで一度も見たことのないようなビールもたくさんあって、比較しながら飲むことでスタイルを理解することができました。
そして17時過ぎに講習が終わり、18時からは「ビアテイスター認定試験」です。
筆記試験55問、官能試験6問を50分間で行います。
筆記問題を解きながら、各々に順番に配られるビールの官能問題にも取り組まなければならなりません。
筆記試験は、テイスティングの基本やビアスタイル、オフフレーバーなど、官能試験は、ビアスタイルやオフフレーバー、ビールの評価など、まんべんなく出題されています。
私個人的な感想としては、筆記問題は事前に送られてくるテキストでの予習、講習をしっかり聞くことでクリアできましたが、官能試験はむずかしい!
むずかしいけれど、学習したビアスタイルを理解できていれば、試飲と合わせて知識からも推測できることがあるのかなと思いました。
合否の結果は2、3週間後とのこと、あとは神だのみ!!